【Aseprite:ツール⑤】直線・図形ツールとブラー(ぼかし)

Aseprite【ドット絵】
表記について

学習コスト低減のため、各項目の重要度/使用頻度を以下の形式で表示します。
【★★★】:重要でよく使うもの。初心者,スピード重視の方はここだけ覚えれば十分。
【★★】:覚えておくと便利 or やや難めかつ習得が必須でない内容
【★】:あまり使わない or 上級者向け機能*
  *可読性確保のため、上級者向け機能については原則的に別ページで詳細解説

図形ツールの概要

    
図形ツールは、ピクセルで様々な図形を作成する際に使えるツールです。
*基本的な挙動は選択ツールに近いので、他のツールと比べて直感的に習得しやすいかと思います。

直線ツール 【★★★】 :L

:ドラッグ操作で直線を引けるツールです。
Shiftキーを押しながら操作すると以下のようにある程度の角度感覚でスナップできます。

曲線ツール 【★★】 :Shift+L

:ドラッグ操作で曲線を引けるツールです。少し操作が独特なのでいかに手順をまとめておきます。

〈曲線ツールの基本手順〉

  1. 曲線の始点でクリックし、終点までドラッグする。(この時、マウスボタンを離さない)
    →ここでボタンをクリック後に離してしまうと、始点と終点が同じ位置に設定されてしまい、以下のようなループ構造になってしまいます。↓失敗例
  2. ドラッグしてボタンを離すと、その位置が曲線の終点として設定される
  3. マウスを動かしてクリックすることで、始点に近いほうの曲線のポイント(支点)を設定する(ドラッグでなくてOK)
  4. 3.と同様の操作で、終点に近いほうの始点を設定して完了

長方形ツール【★★★】:U (二回押すと塗りつぶし有)

:長方形を描画するツールです。内側を塗りつぶすものと塗りつぶさないものの二種類をUキーを押すごとに切り替えが可能です。

*どちらもShift入力で正方形でスナップが可能です。

円形ツール 【★★】 :Shift+U (二回押すと塗りつぶし有)

:円形を描画するツールです。内側を塗りつぶすものと塗りつぶさないものの二種類をShift+Uキーを押すごとに切り替えが可能です。

*どちらもShift入力で正円形でスナップが可能です。

投げ縄ツール【★】:Q

:範囲を囲むようにして塗りつぶし描画をするツールです。

*始点と終点が離れていると、最短の直線で自動的に結ばれます。

多角形投げ縄選択【★】:Shift+Q

:多角形を描画できるツールです。少し複雑ですが、以下のように操作します。

  1. 選択の始点を“クリック”
  2. 最初の辺の終点でマウス左ボタンを押し、そのまま離さずにドラッグすると次の辺を描画できます。
    (ここでドラッグせずクリックしてしまうと描画が終了してしまうので注意)
  3. 次の辺の描画が始まったらマウスボタンを離してOK。辺を描画。
  4. 2.3.を繰り返し、描画したい形が完成したらクリックして終了。

ブラーツール(ぼかし)【★★】:R(ブラー⇔ジャンブル切替)

:ブラーツールはピクセルをぼかすことができます。(解像度高めのイラストを仕上げたい場合などに重宝します)
  

透過度(実質強度)の調整【★★】

上部メニューの「Opacity」の値を設定することで透過度を設定可能。
→ぼかしツールでは実質的にぼかしの強さとして機能します。
(左:255、右:125)
  
値は0~255で設定可能で数値が少ないほど描画の濃さ(透過度)が低くなります。

ジャンブルツール(混ぜ)【★★】:R(ブラー⇔ジャンブル切替)

:ジャンブルツールはピクセルを混ぜるような編集が実現できます。
基本的な上部メニューの設定項目はブラーツールと共通です。

透過度を上げると混ぜながらぼかすような編集も可能です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました