【Git基礎】Git・GitHubの環境構築手順

目次

環境チェック

以下コマンドで、Gitのインストール/設定状況を確認できます。

Gitインストール状況(バージョン)確認

git -v

→何らかのバージョン情報が出力されていれば、Gitはインストール済みです。

Git設定確認

git config --list

→現在のGit設定リスト。 user.nameuser.email が設定されていればOK。
(GitHubプッシュ用のダミーアドレスはGitHubメール設定から取得可能)

GitHub:SSH接続確認

ssh -T git@github.com

-> Hi <ユーザー名>! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.
となっていればOK

以降のセクションで、上記三つをパスできるように設定していきます。

環境構築手順

Gitインストール

  1. Git公式サイトからインストーラーをダウンロード
  2. インストーラーの指示に従って進行 (参考)
インストール時のオプションについて

インストール時の設定は基本的にデフォルト値で問題ありませんが、以下オプションは確認を推奨します。

Choosing the default editor used by Git:

  • デフォルトのGitエディタ。使い慣れたものがあれば選択。
  • 特にこだわりがなければデフォルトのVSCode等でよいと思います。

Adjusting the name of the initial branch in new repositories:

  • 新規リポジトリ作成時のデフォルトブランチ名。(デフォルトでは「master」)
  • GitHubを使う場合は、Override~ を選択し、「main」を設定推奨
  • GitHub標準が「main」へ変更されたため、こちらも合わせておく意図です

GitHubアカウント作成・メール設定

  1. GitHubにアクセスし、アカウント作成
  2. 必要に応じて、GitHubメール設定からダミーアドレスを取得
    →GitHubでのユーザー識別に影響を出さず、メールアドレスを非公開としたい場合に使用
  3. 以下コマンドで、Gitでユーザー名/メールアドレスを設定(反映の確認は git config --list
git config --global user.name <ユーザー名>
git config --global user.email <メールアドレス>

(任意) GitHub : SSH設定

必須ではありませんが、SSHの設定をしておくことで、GitHubプッシュ時のパスワード認証をパス可能になります。

  1. GitBashで以下コマンドを実行し、公開鍵/秘密鍵を発行
    -> 生成された公開鍵/秘密鍵は「C:\Users\<ユーザー名>\.ssh」内に格納
ssh-keygen -t rsa
  1. Githubへ登録するため、以下コマンドにて.pubファイル(公開鍵)の内容をコピー
clip < ~/.ssh/<.pubファイル名>
  1. GithubのSSH/GPGキー設定ページ内、
    [SSH Keys]>[New SSH key]から、SSHキーの新規追加ページを開く
  2. 各項目に以下のように入力し、[Add Key]で追加
    Title:任意のタイトルを入力
    Key type:「Authentication Key」を選択
    Key:.pubファイルからコピーした内容を貼付(clip で取得したもの)
  3. 以下コマンドで接続チェック
ssh -T git@github.com

-> Hi <ユーザー名>! You've successfully authenticated, but GitHub does not provide shell access.
となっていればOK


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今回紹介した内容が、皆さんの開発のヒントになれば幸いです。

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