【Aseprite】各種変換処理(反転/サイズ,解像度変更)のまとめ

Aseprite【ドット絵】
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この記事の目標と概要

この記事では、スプライトやキャンバスのサイズ変更や反転といったAsepriteの各種変換処理について解説していきます。

スプライトの反転

本項ではスプライトの反転操作について解説していきます。

水平方向への反転:Shift+H 【★★】

  1. 反転したいレイヤーを選択(ロック状態でないかに注意)
  2. ショートカットキー:Shift+H または上部メニューの[Edit]→[Flip Horizontal]をクリック

垂直方向への反転:Shift+V 【★】

  1. 反転したいレイヤーを選択(ロック状態でないかに注意)
  2. ショートカットキー:Shift+V または上部メニューの[Edit]→[Flip Vertical]をクリック

キャンバスサイズの変更

本項ではキャンバスサイズの変更方法について解説していきます。
キャンバスサイズの変更方法は以下三種類です。

キャンバスサイズを指定して変更:C【★★★】

  1. ショートカットキー:C または上部メニュー[Sprite]→[Canvas Size…]をクリック
  2. 変更メニューで、変換サイズと変換の原点を指定してOKをクリック

ここで変更するのはキャンバスのサイズのため、スプライトのピクセル数は変化しません
  →  

<キャンバスサイズ変更メニューの解説>

Size:
 Width/Height…返還後キャンバスの高さと幅を指定
 右側のボタン…拡大/縮小の処理の原点を指定
Borders:
…こちらでは原点からのセルの大きさで変換値を指定します。
Trim content outside the canvas
…縮小などでキャンバスの外に出たピクセルをトリミング(=消去)するかどうかのオプション*。(ONでトリミングを行う)

*トリミングを行わない限り、縮小によって描画済みのピクセルが外に出ても情報は保持されている状態になります。→拡大しなおしたり、移動すると外側にあるピクセルも復元可能

選択範囲でのキャンバスサイズ変更(クロップ)【★】

  1. クロップしたい範囲を選択
  2. 上部メニュー[Sprite]→[Crop]をクリック

トリミング【★】

上部メニュー[Sprite]→[Trim]をクリックすることで、キャンバスに描画ピクセルのない範囲を自動的に判別してトリミングできます。

スプライトサイズ(解像度)の変更

最後にスプライトサイズの変更方法について解説していきます。
スプライトはキャンバスではなく、描画したイラストそのものの解像度を変更するものであることに注意して下さい。

スプライトサイズ変更:Ctrl+Alt+I 【★★★】

  1. ショートカット:Ctrl+Alt+I または上部メニュー[Sprite]→[Canvas Size…]をクリック
  2. 変更メニューで、変換サイズと変換の補間方法を指定してOKをクリック

こちらはキャンバスのサイズとともに描画されているスプライトの解像度も拡大されます。
 → 

<変換メニューの解説>

Pixels:
 Width/Height…高さと幅を指定
 LockRatio…ONにすると縦横比を維持します
Percentage:
…こちらでは元サイズからの割合でサイズ変換値を指定します
Interpolation:変換の補間方法の指定
・Nearest-neighbor…最近隣内挿法での補間。
・Bilinear…バイリニア補間。
・RotSprite…RotSpriteライブラリを利用した補間。

参考:変換の補間方法による違い

<Nearest-neighbor>
ピクセルの比率をそのままに変換。単純に画像サイズを変えたい場合に有用。

<Bilinear>
ぼかしが入るような形で変換される。グラデーションがあるようなスプライトで有用。

<RotSprite>
RotSpriteアルゴリズムによる補間が行われる変換。変換に伴うジャギーを緩和できる。

<参考情報>
画像スケーリング:https://en.wikipedia.org/wiki/Image_scaling#RotSprite
RotSpriteって?:http://info.sonicretro.org/RotSprite

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