インストール
インストールは以下Clibor公式サイトの案内に沿って進めるのがおすすめです。
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/3dd1224865343954f975cc02f80373e8.png)
サイトにも記載の通り、Vectorまたは窓の社からダウンロードできます。
ダウンロードしたZipファイルを解凍し、以下アプリケーションを実行することでCliborが起動します。
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-08_00h23_52-800x135.png)
正常にCliborが起動しているかどうかは、タスクバーのインジケーターにCliborのアイコンで判断できます。
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-08_00h26_24.png)
基本操作
基本操作は公式サイトの操作説明ページでも丁寧に解説されているため、ここでは特に有用な機能に絞ってポイントを押さえていきます。
コピー履歴を活用した貼り付け
基本的な流れは以下の通りです
- メイン画面呼び出し:Ctrl×2
- 貼り付けたい文字列をクリップボードへ転送:対応ショートカットキーを入力
- 貼り付け:Ctrl+V
定型文の利用
クリップボード⇔定型文の行き来は方向キーの左右で操作可能です。
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-08_00h50_00.png)
Enterキーでポップアップウィンドウを表示(グループ選択)できます。
Ctrl+Shift+Nで新規定型文を作成できます。
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-08_00h55_23-1-800x620.png)
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-08_01h02_02.png)
クリップボードへの転送は、通常の履歴参照コピーの際と同様です。
FIFO/LIFO機能 (連続コピペ)
CliborにはFIFO(First in First out:先入れ先出し)、LIFO(Last In First Out:後入れ先出し)という、連続コピー&ペースト機能があります。
タスクトレイのCliborアイコンを右クリックして開くメニューから、各モードを起動できます。
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-11_21h30_44-1.png)
モードが有効となっているかは、同じくタスクトレイのアイコン色によっても確認できます。
通常モード有効状態:
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-11_21h34_35.png)
FIFO/LIFOモード有効状態:
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-11_21h34_51.png)
FIFO/LIFOそれぞれの挙動は以下の通りです。
以下をA→B→Cの順でコピーしたとします。
文字列A
文字列B
文字列C
コピー完了時の状態は以下の通りです。
FIFO:
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-11_21h43_48.png)
LIFO:
![](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2022/05/2022-05-11_21h48_53.png)
コピーが完了したら連続で貼り付け(Ctrl + V)を行っていきます。
それぞれのコピー内容は以下の順番で貼り付けられていきます。
FIFO:
最初にコピーしたものから順に貼り付ける
文字列A
文字列B
文字列C
文字列C
⋮
LIFO:
最後にコピーしたものから遡る形で貼り付ける
文字列C
文字列B
文字列A
文字列A
⋮
どちらのモードも最後のコピー対象(例の場合FIFO:C/LIFO:A)が貼り付けられた時点で自動的に通常モードに切り替わります。
![一言コメント](https://hiramame-gclab.com/wp-content/uploads/2021/11/250.png)
UE4やGMS2、スプレッドシートなどで複数のオブジェクトパラメータを別オブジェクトにコピーしたい場合などに非常に助かる機能です。
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