【Aseprite:ツール②】描画ツールの基本(ペン/スプレー/消しゴム/スポイト)

Aseprite【ドット絵】
表記について

学習コスト低減のため、各項目の重要度/使用頻度を以下の形式で表示します。
【★★★】:重要でよく使うもの。初心者,スピード重視の方はここだけ覚えれば十分。
【★★】:覚えておくと便利 or やや難めかつ習得が必須でない内容
【★】:あまり使わない or 上級者向け機能*
  *可読性確保のため、上級者向け機能については原則的に別ページで詳細解説

ペンツール(ショートカット:B)【★★★】

:パレットで指定されている色を描画します。そのまんまですね。

ペン先のサイズ変更 【★★★】

ペン先のサイズ変更はエディタ上部のメニューから行えます。(カーソルを合わせてドラッグ)

Pixel-perfect 【★★★】

Pixel-perfectにチェックを入れると滑らかな(=ドットが重ならない)線を描くくことができます。
→ドット絵を作成する際にとても便利な機能です。覚えておきましょう。

ペン先の変更【★★】

エディタ上部メニューからペン先の種類を選択できます。

丸型:

四角型:

直線型:

四角型、直線型は角度調整も可能です。(範囲は-180°~180°)

インク 【★】


上のアイコンではインクの設定を行うことができますが、ここでは詳細な説明は割愛します。公式のドキュメントページを以下に貼っておきます。
(基本的にSimple Inkが選択されていれば問題ありません)

Aseprite
Animated sprite editor & pixel art tool

Dynamics(筆圧描画設定)【★】


上のアイコンでは筆圧による描画の設定を行うことができます。基本機能の理解を前提としている中~上級者向けの機能のため、このページでの解説は行いません。
(初心者の方はとりあえずノータッチでOKです)

*そのうち記事を作成予定のため、公開次第こちらにもリンクを貼っておきます。

スプレーツール(ショートカット:Shift+B)【★】

:設定したブラシの範囲内にスプレーのように描画を行います。

スプレー設定【★】

スプレーツールは上部メニューにある「Spray」の各項目で描画設定を行うことができます。

オプション名説明イメージ
Spray Width吹き付けるピクセルの幅を指定。値が大きいほど広範囲。
Spray Speed吹き付けるスピードを指定。値が大きいほど塗りが早くなる。

消しゴムツール(ショートカット:E)【★★★】

:消しゴムツールは描画した線を消すことができます。
サイズなどの基本的な設定はペンツールと同様です。(唯一異なるのは以下の透過度設定)

消しゴムの薄さ(透過度)の設定【★★】

上部メニューの「Opacity」の値を設定することで消しゴムをかけたときの透過度を設定可能。

値は0~255で設定可能で数値が少ないほど消すときの濃さ(透過度)が低くなる。

スポイトツール(ショートカット:I)【★★★】

:スポイトツールはクリックした位置の色情報を取得します。
右クリック:取得した色を描画色に設定する
左クリック:取得した色を背景色に設定する

Pick設定【★】

上部メニュー「Pick」では取得するカラー情報の形式を指定できます。
詳細な解説は割愛しますが、基本的にはデフォルト[Color+Alpha]で問題ありません。

Sample設定【★】

上部メニュー「Sample」ではカラーを取得レイヤーを指定できます。

・All Layers:すべてのレイヤー。表示上の見た目通りに取得。
・Current Layer:現在作業を行っているレイヤーが対象。
・First Reference Layer:参照レイヤー*(下絵など)から情報を取得します。

*補足:参照レイヤーからの取得は以下のようなイメージです

コメント

タイトルとURLをコピーしました