【Aseprite:ツール基礎④】ズーム/ハンドツールと移動/スライスツール

Asepriteツール
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この記事の目標

Asepriteの各ツールの種類と基本的な使い方、その重要度(使用頻度)を把握する。
重要度は以下の形式でまとめます。
【★★★】:重要
【★★】:覚えておくと便利
【★】:あまり使わないor上級者向け機能

ズームツール:Z or マウスホイール

:ズームツールは表示キャンバスの拡大/縮小を行います。マウスホイールで操作可能。


ツール選択状態での上部メニューボタンでそれぞれ以下のような位置合わせもできます。
・100%:ピクセル基準で100%表示を行います。遠目に確認したいときに使用。
・Center:拡大値をそのままでキャンバスを中心に合わせます。
・Fit Screen:モニターサイズに合わせて全体を表示します。(一番出番があるのはこれ)

ハンドツール:H or マウス中ボタン

:ハンドツールはキャンバスの表示位置を調整できます。マウス中ボタンを押しながらドラッグで同様の操作が可能。(上部メニューの挙動はズームツールと共通)


ツール選択状態での上部メニューボタンでそれぞれ以下のような位置合わせもできます。
・100%:ピクセル基準で100%表示を行います。遠目に確認したいときに使用。
・Center:拡大値をそのままでキャンバスを中心に合わせます。
・Fit Screen:モニターサイズに合わせて全体を表示します。(一番出番があるのはこれ)

移動ツール:V or Ctrl+ドラッグ

:移動ツールはレイヤー内の要素を移動させます。Ctrlキーを押しながらドラッグで同じ操作が可能です。

上部メニューには「Auto Select Layer」というチェックボックスがあります。

これは異動ツールでドラッグする際に始点にあるピクセルが含まれるレイヤーが異動対象として自動的に選択される機能のON/OFF切り替えを行います。(Ctrl+ドラッグでの操作の場合、以下の画像のように選択するレイヤーが青い枠線で表現されます)

ズーム・ハンド・移動ツールのまとめ【★★★】

ここまでに解説した三種類のツールは代替操作を行うことでほかのツールを使用中でも同様の操作を行うことができます。ほとんどの場合代替操作で作業を進めるため、いかに操作方法をまとめておきます。

ツール名操作説明
:ズームツール
:ハンドツール
:移動ツール
マウスホイール
マウス中ボタン+ドラッグ
Ctrl+ドラッグ
キャンバスの拡大・縮小
キャンバスの表示位置調整
レイヤー要素の位置移動

スライスツール:C

:スライスツールは、スプライトの領域を分割し、各分割領域ごとに名前やラベルといった情報付与を行うツールです。

スライス領域の設定

スライスツールを起動した状態で、マウスをドラッグして領域を選択できます。
 

選択ツールなどと同様に、スライス領域の移動や範囲の編集も可能です。
(領域が重なって編集がうまくいかないときは以下の画像のようにいったんキャンバスの外に出して調整するのもおすすめです)

不要なスライスは「Deleteキー」で削除可能です。

スライスプロパティの編集

作成したスライスをダブルクリックすることで、スライスのプロパティを表示できます。
   

スライスプロパティでは以下の項目を設定できます。

  • Slice Name:スライスの名称を設定します。後で確認したときに分かりやすい名前を設定しましょう
  • Bounds:キャンバス内のスライスの境界座標を設定します。数値で調整したい場合ここを書き換えます。
  • 9-Slices:9-slice scalingの設定を行うための座標情報を設定します。発展的な内容になるため、ここでの説明は割愛し、別記事で詳細に解説予定です。
  • スライス内のスプライトのベース位置(回転軸や重心のイメージ)の座標を設定します。

参考ページ

この記事の作成に当たっては、以下の公式ドキュメントページを参考にしました。併せて確認することで理解を深めることにつながると思います。

Aseprite
Animated sprite editor & pixel art tool

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