【Unity】2Dオブジェクトの前後関係設定

２Dオブジェクト(Sprite Rrendere)の前後関係を指定する方法には大きく三種類があり、その優先度は以下の通りです。

Sorting Layer　＞　Order in Layer　＞　Position Z

Sorting Layer

Sorting Layerは、前後関係を「レイヤー」によって定義、管理する仕組みです。

レイヤーを作成し、各オブジェクトごとに属するレイヤーを設定することで前後関係を持たせます。

① 新規レイヤーを作成するときは、[Sprite Renderer]→[Sorting Layer](ソートレイヤー)から、
[Add Sorting Layer…]をクリックします。

② インスペクターにTag&Layersが表示されるため、ソートレイヤーのタブで[＋]アイコンをクリックして新規レイヤーを追加します。

一言コメント

レイヤーのリストは前後関係を示しており、「上部にあるほど奥の要素」となります。(入替可)

③ 作成したレイヤーは[Sprite Renderer]→[Sorting Layer](ソートレイヤー)から設定できます。

Order in Layer(レイヤーの順序)は、同一のSorting Layer内での前後関係を定義する機能です。

以下の場所で指定可能で、「値が小さいほど奥の要素」となります。

同一Sorting LayerかつOrder in Layerが同値の場合に前後関係を指定する方法です。

Unityは２DであってもZ軸情報を持っているため、こちらを使用して前後関係を設定します。
→カメラの位置より手前に配置されてしまうと非表示となるため注意